テスト6
体を温めるには「たんぱく質、ビタミンB1、C、E、鉄」がポイント
食を含めた生活習慣の見直しが前提となりますが、心がけておきたい体を温める栄養素5つを紹介しましょう。
○たんぱく質 肉類や魚介類、豆腐や納豆など大豆製品に含まれるたんぱく質は、三大栄養素の中でもっとも熱エネルギーを発生させ、体を温めます。筋肉が多いほうがより熱エネルギーをつくるため、牛肉や豚肉は脂身の少ないヒレなど赤身のものがおすすめです。魚介類は、生の刺身だと体を冷やすため、煮魚など加熱して食べると良いでしょう。
○ビタミンB1 糖質の代謝に必要な補酵素です。効率的にエネルギーを生み出し、体を温める作用が。豚肉の赤身やウナギ、タラコ、ぬか漬けなどに多く含まれています。米の胚芽部分に多く含まれているため、毎日食べる精白米を胚芽精米や玄米にするのもよいかもしれません。
○鉄 血液中のヘモグロビンを構成する主な成分で、貧血予防や全身に酸素を輸送する働きが。とくに、レバーやアサリやシジミなどの貝類、魚では血合い肉などの動物性食品に多く含まれる「ヘム鉄」は、吸収率が良いことで知られています。体を温めるには、まず血行を良くしていきましょう。

